70年代アイドル伊丹幸雄さんは69歳でも歌手現役!「もう1回、ブレークするのが夢」
六本木では、毎日飲んで遊んでいた。
「同期の西城秀樹とはよく一緒にいて、彼の実家にも遊びに行くほど仲良しに。彼は人なつっこく楽しい男でね。森昌子チャンや麻丘めぐみチャンと一緒にツアーを回っていたデビュー当初、一緒に鹿児島の宿の大浴場に入ったとき、『女風呂をのぞこう』っていって、男風呂と女風呂を隔てている岩壁みたいのによじのぼったんです。そしたら、あと少し、というところでズルーッと落っこちて(笑)。そんな思い出があります。彼は晩年、何回も脳梗塞をやったでしょ? 1回目の後、六本木でバッタリ会ったから『1年ぐらいゆっくり休んでこい』と言ったんだけど……。リハビリを頑張りすぎたんだろうねぇ」
伊丹さんは体調はバッチリ。
「50歳前後の頃、大腸ポリープを検査のついでに取ったぐらい。人生は1回、死ぬときは死ぬんだから、クヨクヨしないことですね! 僕は友だちと毎日ワイワイ飲んで、昼間はウオーキングを1時間。家でじっとしていられない性格なんです」
といっても、毎日遊んでいるわけではなく、歌手として現役。