消えた昭和の10代男性アイドルたち…伊丹幸雄と城みちるはビートたけしにイジられ復活
伊丹幸雄
テレビの歌番組全盛の70年代には多くの10代アイドルが生まれ、黄色い声援を浴び、やがて消えていった。だが、意外な形で復活したのがこの3人だ。
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伊丹幸雄は1955年、福井県生まれ。グループサウンズ、ザ・ワイルドワンズの付き人をしていたところを渡辺プロにスカウトされ72年に「青い麦」でデビュー。外国人のような甘いマスクで人気を博すが、すぐに伸び悩んだ。
テレビから忘れられた存在になった後、80年からの漫才ブームで大ブレークしたビートたけしが深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の「あの人は今」のコーナーで伊丹を毎週のように取り上げた。歌声が流れると「懐かしい!」と評判に。
さらに「オレたちひょうきん族」で子供の格好でホラ貝を吹き、「タケちゃんマーン!」と呼ぶ役で人気になった。だが、歌手として再び人気が出ることはなかった。