結成40年「おニャン子クラブ」いまだ続くファンの熱狂 9.20解散記念日は今年も“聖地”に集結

公開日: 更新日:

上映会がないにもかかわらず体育館周辺のベンチには十数人のファンが集結

 では、今年はどうか。大島氏によれば、配信に切り替わってからも一部のファンらは、その日の夜に代々木競技場周辺に集まり、みんなで配信を見るのが定番となっているという。今年も上映会はないにもかかわらず体育館周辺のベンチには十数人のファンが集まり、スマホやタブレット、ノートパソコンなどで配信を楽しんでいた(写真)。

「何かが起きるわけではないけれど、私もその日はとりあえず現地に行くことは当たり前なので、行ってきました。当日はそこでしっかりおニャン子を感じることができましたよ。来年以降もおそらく上映会はないと思いますが、今年と同様に現地に行くと思います。今回の配信では、かつてのおニャン子のメンバーの多くも観賞していたようで、配信によって輪が広がったところもある。ひとつの画面をみんなで見る形ではないが、同じ気持ちを持った同志が一体感を持って聖地に集まることには変わりません」(ブレーメン大島氏)

 また、来年2025年はおニャン子結成40周年ライブの開催が予定されているそうだ。「メンバー全員が揃うということはないと思いますけど、まさかおニャン子クラブがライブをするなんて夢のようです。今から楽しみです」と言う大島氏。おニャン子クラブは永遠である。

  ◇  ◇  ◇

 おニャン子の元メンバーで出世頭と言えるのが工藤静香国生さゆり、そして、生稲晃子。関連記事ではこれらの人物に触れている。特に工藤静香については、●関連記事【もっと読む】工藤静香はステージママ、国生さゆりは悪女役…ドラマふてほど」で注目“元おニャン子”の処世術…をご覧ください。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    青木さやかさん2度の肺がん手術を振り返る「症状らしいものが何もなく、間違いかなと…」

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    日本ハム新庄監督は続投する?しない? 目下2位と大健闘でも決まらない複雑事情

  4. 4

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  5. 5

    イメージ悪化を招いた“強奪補強”…「悪い町田をやっつける」構図に敵将が公然批判でトドメ

  1. 6

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  2. 7

    なぜ阪神・岡田監督は大炎上しないのか…パワハラ要素含む「昭和流采配」でも意外すぎる支持

  3. 8

    徹底した“勝負至上主義”が生む誤解…特定チームのファンをブチギレさせ大炎上した発言とは

  4. 9

    愛川欽也さん壮絶死…がん脊髄転移、最期まで「仕事行こう」

  5. 10

    中日「ポスト立浪」に《古参OB》の名前が浮上!「チームをもっとも把握」との評判も