“ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去
宮脇さん自身は、両親と兄の4人家族に生まれたが、宮脇さんが20歳のときに両親は離婚。家族はバラバラになった。
「母は14年前に故郷・松山でがんで亡くなり、父はその2、3年後に、風の便りに亡くなった、と。兄は母が亡くなる4、5年前に自殺しました。理由はわかりません」
なんと……。
「ボクが幼い頃からずっと忙しく、家族だんらんの時間はほとんどありませんでした。だから、ずっと家族に憧れがあったんです。結婚前は大阪や沖縄で、元『チャンバラトリオ』のゆうき哲也さんの付き人や、夜の店の黒服など何十種類もの仕事をし、人にだまされ何億という借金を背負いました。電気もガスも止められ、ろくに食べられない時期もありました。でも、31歳で東京へ戻り、結婚後はだんだん落ち着きました。コロナでダメになりましたが、それまではビジネスがうまくいき、15年前には岡山の三洋金属という廃バッテリーなどのリサイクル・中間処理の会社の取締役に迎えていただきました。各地の実業家とつないだり、自社CMに出演したりして給料をいただいています」