“ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去
宮脇健(康之)さん(63歳)
1967年から10年間、「チャコとケンちゃん」「ケーキ屋ケンちゃん」などの“ケンちゃんシリーズ”(TBS系)で主役を演じ大人気だった宮脇康之(現・宮脇健)さん。あどけない笑顔がかわいかった。90年代には、テレビなどで当時の金満逸話やその後の苦労話を明かし、往年のケンちゃんファンを驚かせた。宮脇さん、今、どうしているのか。
「わざわざ亀戸まで来てもらって悪いですね。亀戸には3年ほど前から住んでいまして、そのうえ、今はこの体なのでね」
JR亀戸駅で待ち合わせた宮脇さん、まずはこう言った。見ると、赤いヘルプマークをつけた杖をついている。いったい、どうしたのか。
「3年前の12月に心筋梗塞の発作を起こし、6時間の大手術をしまして。両脚の動脈を心臓に移植し、両脚を50針ずつ縫いました。杖なしでも歩けるのですが、転ばぬ先の杖、というわけです。手術後は透析治療を週3回、1回4時間。治療中に急性低血圧になり、5回も死にかけました」
ええっ、それは大変!