著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。早大政治経済学部卒業後、博報堂に入社。在職中から音楽評論家として活動し、10冊超の著作を発表。2021年、55歳になったのを機に同社を早期退職。主な著書に「中森明菜の音楽1982-1991」「〈きゅんメロ〉の法則」「サブカルサラリーマンになろう」「大人のブルーハーツ」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた最新刊「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」(日刊現代/講談社)が絶賛発売中。ラジオDJとしても活躍。

「恋のバッド・チューニング」は記録より記憶に残る“純粋なるキワモノ”

公開日: 更新日:

シングル「恋のバッド・チューニング」(1980年4月21日発売)①

気分はもうニュー・ニューウェーブ(「恋のバッド・チューニング」=提供写真)

 元日発売の「TOKIO」から約3カ月半後に発売。ちなみに、その直前の4月1日には、松田聖子が「裸足の季節」でデビューしている。歌謡界のパラダイムチェンジが少しずつ進んでいる。

 売上枚数は17.2万枚と「TOKIO」の約半分にとどまった。オリコンでも最高13位とベストテン… 

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