Netflix「極悪女王」大ヒット→80年代女子プロレス再評価で特需到来!伝説のレスラーが続々登場
翌19日には、長与が「踊る!さんま御殿!!」(日テレ系)に出演。21日には、老舗スポーツ雑誌「Number」(文芸春秋)がちょうど30年ぶりに女子プロ特集を組み、80年代の熱狂時代を築いたダンプ、長与、飛鳥を初めて表紙に起用した。同誌にも登場し、ノンフィクションライター・柳澤健の名著「1985年のクラッシュ・ギャルズ」(文芸春秋、光文社)に“3人目のクラッシュ”として出ているライターの伊藤雅奈子氏は、「このリバイバルブームが令和の女子プロ人気につながりつつある」とこう期待する。
「『極悪女王』に触発されたZ世代がユーチューブで昭和のプロレスを体感して、そこから現状の女子プロ団体を調べて会場に足を運んだり、公式の有料配信で観戦するという流れができているそうです。80年代のように、ド派手な応援方法である親衛隊が存在する団体はさすがに皆無ですが、選手層は10代から60代と幅広くなり、アイドルや俳優との二刀流、主婦レスラーも当たり前。昭和・平成に比べると、“推し”の選択肢は広がっています。極悪熱をステップアップの好素材として、今後はさらなる動員と志願者増加につなげたいところです」