八代亜紀さん追悼アルバムに封入された“ヌード写真”が物議…死後公開をめぐる是非と波紋
真っ向から対立する両者の主張。
一方、4月21日の発売日を前に、オンライン署名サイト「Change.org」では、「八代亜紀さんの尊厳を保護し、リベンジポルノを阻止する」と題した署名が立ち上がり、大手ECショップでは予約・販売を保留や停止する動きもある。
この問題、故人の尊厳や肖像権、出版権、遺産相続など、問題などさまざまな論点をはらむと言えそうだが、平行線をたどる両者の主張を前に、芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。
「双方に言い分があり、意見の食い違いはあるでしょう。しかし広い視点で見れば、芸能人にとっては、死亡して忘れ去られていくことが一番辛いことですから、どんな形であれ、こうして話題に上がることは決してマイナスではない。それで楽曲がまた聴かれる機会も生まれるわけです。しかしながら、現状、本人の意思は確認しようもないので、権利をどこが持っているかを明確にしていくしかないと思いますね」
演歌界の女王として長年にわたり多くのファンに愛された八代さん。天国でこの騒動をどう感じているだろうか。
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