野呂佳代は助演のイメージが強いが、視聴者と同目線のヒロインとしての可能性も秘める逸材
ソロになって、最初にバラエティーで人気を集めたことから、「自称女優」的にイジられることが多かった。
しかし、2020年代に入った頃から連ドラレギュラー出演が増えて、2024年は4本の連ドラで活躍したほか、NHK大河ドラマ「光る君へ」にも出演。親しみやすいビジュアルとキャラクターで世間の支持と共感を集め、今や「自称女優」とイジる人はいないだろう。
今年4月に「タレントパワーランキング」WEBで配信された「40代女優ランキング」では10~60代男女の認知度と関心の高さを示す誘引率のデータから算出されるタレントパワーランキングにおいて、40代女優15位にランクインしていることが発表された。13位に江口のりこ、同率15位が水川あさみら、まわりは主演女優ばかりだ。
野呂佳代は助演のイメージが強いけれど、視聴者と同じ目線のヒロインとしての可能性も秘める。
ここ数年は松本まりかや松本若菜が30代で地上波連ドラに初主演したが、この先、野呂佳代が連ドラで主演することがあれば(WEBドラマでは2019年に主演)、40代での初主演の快挙となる。