イバラ道待つピエール瀧を“拾う神”は家族かファンか音楽か

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「彼には妻と中学生の娘さんがいて、家の前でキャッチボールしたり外食したりと、ご近所でも評判の仲良し家族。ご近所からは『帰って来たら、あたたかく迎えてあげたい』との声も上がっています。どんなに順風満帆で売れていても、事件を犯したら、仕事仲間でもほとんどが一斉にソッポを向くもの。そんななか、保釈された彼がご家族と対面したとき、もし娘さんからも『なにがあってもパパはパパだからね。私たちを守って』などと言われたら、号泣するでしょうね」

 家族と暮らした住まいはカーテンが閉ざされ、もぬけの殻のよう。新聞など郵便物がポストにたまり、幸せな家庭も崩壊危機にあることをうかがわせているという。今月52歳になる瀧被告はどうやっていくのだろうか。高額賠償金の返済はもちろん、この社会で生きていくには20代の頃から手を染めた薬物を断たなければならないが、その道のりは険しい。薬物依存症に詳しい芸能関係者が言う。

「依存症脱却のために更生施設に入っても、ちょっとでも時間があると薬物を思い出し、ふとしたことでまた手を出してしまうといったケースがままある。薬物関係の知り合いもそう放っておいてくれなかったりするんです。薬物事件を起こしたある芸能人は、現場関係の仕事について朝から夕方まで規則正しく肉体労働をしていた。薬物を考える時間もないほど働き、疲れ果てて眠る日々だったそうです。とはいえ昨今は顔も名前も知られている芸能人の前科持ちだとまず普通の仕事にありつけない。芸能界に戻るのも簡単じゃないし、再起できたとしても、民放のドラマや広告関係はスポンサーが嫌がって、まずオファーはないでしょうね」

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