著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

俺の人生で大切なモノは「カネよりハイライト」

公開日: 更新日:

 つい最近、身近な人間が肺がんになり入院手術となったのです。手術の成功を祈るのは当たり前だけど、一番つらいって……会えない(面会できない)ことだったのだ。

 コロナの感染予防で、たとえ親だろうが子だろうが夫だろうが妻だろうが兄弟だろうが面会できないこのルールほど、わかっちゃいるけどむごいものはないのだ。

 入院中その顔も間近に見ることもできなかった志村けんさんの身内や、変わり果てたお骨で帰宅した岡江久美子さんを静かに迎えるしかなかった夫の大和田獏さんの気持ちを考えたら、胸が締めつけられて呼吸が止まりそうになります……。

 そーいえば、岡江久美子さんは何かのドラマの衣装合わせの時、俺がお掃除のオバサンと勘違いして(お掃除のオバサンの衣装だったのかなぁ?)話しかけるという大変無礼な振る舞いをしたにもかかわらず、明るい笑顔で突っ込んでくれたっけ……。

 何はともあれこのコロナ禍の中で入院だけはご法度!! で、小心者の俺はソッコーで肺のCTを撮影してくれるクリニックに走ったのだ。あの、これ自慢じゃないけど、俺ハイライトを40年以上1日3箱吸い続けてんからね!! どのくらいこれがスゴい(?)かというと……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末