網膜円孔・網膜裂孔<1>眼鏡店のススメで眼科医院へ

公開日: 更新日:

 高野さんはそうした風評を信じ、眼科医の診察から足が遠のいていた。

 しかし、コンビニでタバコを購入する時も、銘柄に振られた商品番号がぼやけて読めないという煩わしさが続いていた。

 夏の盆休み、重い腰を上げて、自宅近所の眼科病院に診察の予約を入れた。

 待合室で診察を待つこと小1時間。その間、座ったまま、ペンライトで眼を診察され、瞳孔を開くという点眼薬も挿入された。

 さらに15分の間を置いて再度、ペンライトで眼の瞳孔を診察される。先に、通常の視力検査を済ませてから、「高野さん、診察室にどうぞ」と、院長と看護師が待機する診察室の椅子に座らされた。まな板の鯉になった心境である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末