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荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

【サル痘】天然痘ワクチンが有効なのは「交差免疫」のおかげ

公開日: 更新日:

 サル痘ウイルスも天然痘ウイルスやワクシニアウイルスなどと同じオルソポックスウイルス属のウイルスなので、同系統のウイルスに免疫を持つことができれば、サル痘に対する予防になります。これを「交差免疫」と呼びます。

 多くのみなさんが接種している新型コロナウイルスの予防ワクチンにも、交差免疫は期待できます。最近は新たな変異ウイルスである「グリフォン」「ケルベロス」「クラーケン」などが話題になってきましたが、現行のワクチンでも一定の発症予防や重症化予防の効果があるのは、交差免疫のおかげなのです。

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