「おコーヒーはいかがですか」はNG! なんでも「お」「ご」つけるとかえっておかしな言葉に
×「お雨が降りそうですね」
●よくない意味の言葉 ご失敗/ご骨折/ご頭痛など
×「ご失敗を恐れず、挑戦しましょう」
●公共のもの お学校/お公園/お公民館など
×「明日はお学校の創立記念日です」
■「自分側」と「相手」との関係性
敬語は、その場での相手との関係性によって使い方が変化します。
例えば、上司の場合。普段はもちろん、目上の存在である上司に対しては敬語を使います。しかし、そこに社外の人が同席している場合はどうでしょうか。「自分」「上司」「社外の人」、この中で敬意を向ける相手は「社外の人」です。つまり社外の人に対しては、たとえ上司であっても社内の人に敬語は使いません。
「自分側」と「相手」と考えるとわかりやすいかもしれませんね。上司は自分と同じ会社の人、つまり「自分側」にいる人です。自分側の人間に敬語は使いません。敬意を向ける先は「社外の人」にだからです。