FXの投資手法「トラリピ」に被害者が続出 想定内レンジなら有効だけど…
ドル・円相場は、今年の初めに1ドル=141円くらいだったが、7月には一時161円台の円安に。しかし、9月には再び141円に戻ってしまった。これはリピートする暇もないほどの荒い値動き。当然、被害者も続出となってしまった。
自分でトラップを仕掛けたつもりでも、逆にトラップにハマってしまったのだ。
「自動売買」「時間が有効利用できる」「勝手に増える」──魅惑的な言葉が並ぶが、投資の世界はそんなに甘くはない。
そもそもFXの世界は「ゼロ・サム・ゲーム」。勝者の裏には必ず敗者がいる。同時に意外と「見えない手数料」も存在しているものだ。見方によれば、業者にカモられている可能性すらある。もう一度、投資手法を見直してみてはどうか。
「悪いトラップなので、良いトラップに替えましょう」
シニアが業者にちょっとでも隙を見せたら、たちまちこうだ。その前に「妻を替えたほうが良い」と考えるのは、もちろん私だけだろうが……。