株式市場は大荒れの様相…投資のプロは3万6000円~4万2000円を予想

公開日: 更新日:

 株式市場は大荒れ模様となっている。先週は11日まで日経平均が7営業日連続で下落。一時は3万6000円を割り込み、この間の下げ幅は3000円を超えた。12日は大きく反発し、1200円以上値を上げて取引を終了。乱高下は激しい。

 米エヌビディア株の大幅下落、円高傾向に加え、自民党総裁選、米大統領選のテレビ討論会など市場を左右する材料はテンコ盛りだ。

■株のプロ4者の見解は?

 株式のプロたちは、この先の相場をどう見ているか。

 しんきんアセットマネジメント投信シニアファンドマネージャー藤原直樹氏はこう読む。

「日経平均は、しばらくボックス圏でもみ合った後、企業の好業績や日本経済の回復、米国の利下げに後押しされ上昇基調に乗るだろう。年末までの予想レンジは3万6000~4万2000円。円安の追い風がなくなっても、中間決算の内容は底堅いと思われる。日本株は割高感が薄まり、買いが入りやすくなる。自民党総裁選や米大統領選を控えているが、政治イベントの株価への影響は一時的だ。米国の利下げなどを受けて投資家心理も上向き、年末にかけて再び日経平均は4万円超えを目指すだろう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    くすぶっていた木村拓哉&新垣結衣“身長差問題”は杞憂? 「教場0」で相まみえるシーン複数

  4. 4

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  5. 5

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  1. 6

    悠仁さまは東大志望でも…一般受験生が選ぶなら"定評ある"トンボ研究の大学は?

  2. 7

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  3. 8

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  4. 9

    NHK紅白歌合戦にSnow Man&新旧キンプリメンバー担ぎ出す動き…昨年は過去最低視聴率

  5. 10

    復調気配フジ月9の次回作、鈴鹿央士&松本穂香に重圧…目黒蓮「海のはじまり」視聴率アップも束の間