100時間カレー 米田周平社長(1)神田カレーグランプリ初のV2を達成した起業家の10代の決意

公開日: 更新日:

 起業を目指して米田氏はまず一冊のノートを用意した。そこに「25歳までに起業する、俺が社会を変えてやる」と書き込み、そのために必要な経験やスキルを挙げて人生プランを立てた。

 そのうえで、転職したのは通信機器やネットワークセキュリティーを扱う会社の営業職だ。そこで飛び込み営業やテレアポなどの業務を経験して、営業力を養ったという。

「アポが取れるまで何百件も電話をかけ続けるのは大変でしたが、あきらめなければ必ず結果がついてくることを実感しました。3年経つ頃には、自分が良いと思うものであれば何でも売れるだけの自信がつきました」

 営業力を身につけたら、次に必要なのは経営力だ。米田氏は経営を学ぶために、当時急成長を遂げて話題だったベンチャー・リンクに入社した。  =つづく

(ジャーナリスト・中川明紀)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる