日本の少子化は加速するばかり…「100年後の人口1500万人」の衝撃試算
増田寛也氏(日本郵政社長)ら有識者グループは、2060年に出生率は2.07に達し、2100年には人口が8000万人で安定するという提言を政府に出している。しかし、河合氏は衝撃的な数字を示す。
「2120年の日本人の人口は1500万人程度となる。100年も経たないうちに、わが国は『小さな国』へと変わり果てるということだ。外国人の受け入れでカバーしようにも、日本人の減り方が激しすぎて“焼け石に水”です」
このままでは、経済社会システムの現状を維持することは難しくなるということだ。
(ジャーナリスト・木野活明)