トランプは犯罪者扱い…安倍氏は何を思う?事務所に聞くと

公開日: 更新日:

 トランプ氏の大統領就任が決まるや否や、ゴルフクラブを土産品に持参してトランプ氏を訪ね、早々に「信頼できる指導者だ」と持ち上げていた安倍氏。各国首脳がトランプ氏に対して冷ややかな視線を送る中でも、「ドナルド」と親しみを込めて呼び、仲良くゴルフを楽しんでいたのは記憶に新しい。

 一方、トランプ氏も昨年8月に安倍前首相が辞任を表明した際、「我々は素晴らしい関係にあり、辞任を本当に残念に思う」「首相は私の大の親友であり、素晴らしい男だ」と記者団に語っていた。

 まさに大親友と言っていいトランプ氏が今や“犯罪者扱い”され、弾劾訴追されるのだから、安倍氏にとっても自分のこと以上に苦しいはずだ。親友であれば相手がピンチの時こそ助けたいと思うだろう。果たして安倍氏は今、窮地に立たされているトランプ氏をどう思っているのか。

 トランプ氏が大統領を退任する際には「今でも大好きだよ ドナルド!」なんてコメントを出すのか。安倍事務所に問うと、「紙(質問用紙)を送ってください」と言っただけで、回答は得られなかった。

 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず――。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  2. 2

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情

  3. 3

    フジテレビのドンが退任でも…東京都の“日枝案件”巨大噴水を小池都政が強行するワケ

  4. 4

    食料品の消費減税「きちんと検討」わずか4日で前言撤回→「適切ではない」…にじむ石破“変節”首相の悲哀

  5. 5

    イーロン・マスクの政府効率化が社会保障にも…全米で抗議運動が勃発、トランプ支持層も怒り

  1. 6

    トランプ大統領はなぜ教育を攻撃するのか?「教育省解体」の裏側

  2. 7

    小泉進次郎氏また炎上「企業献金の禁止は自民弱体が目的」発言で「世論より党内基盤」がミエミエ

  3. 8

    自民党で本格的な「石破降ろし」が始まった…アンチ議員が続々と“司令塔”麻生元首相のもとへ

  4. 9

    トランプ×マスク“本当の関係”…大統領発言「数カ月以内に政権離脱」で2人の蜜月は終わったのか?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情