著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

張学良は言った「私は日本の陰謀を見破れなかった」

公開日: 更新日:
父親の張作霖将軍(左2)と並んで写真に納まる張学良氏(右端)/(C)共同通信社

 張学良の回想を続けていく。

「当時の日本人は、自分たちが一番優れていると思っていたようですが、中国のことは全く分かっていなかったのです。(父が暗殺された)あの時、私が国旗を国民党の青天白日旗に変えようとしていたのを、日本人は気づきませんでした。東北全域の旗を青天白日旗に変…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り821文字/全文961文字)

初回登録は初月110円でお試し頂けます。

オススメ!
プレミアム
2200円/月(税込)
日刊ゲンダイDIGITALの有料会員限定記事読み放題。最新の紙面をビューアーで閲覧可。競馬出走表も予想も全部読める。会員限定オンライン講座見放題。会員限定のプレゼントも。
スタンダード
780円/月(税込)
日刊ゲンダイDIGITALの有料会員限定記事が月50本まで読める。
新聞郵送セット割
3550円/月(税込)
プレミアムプランのサービスに加えて新聞も郵送で後日お手元へ。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高野連を直撃「甲子園でリクエスト制度なぜ導入されず?」

  2. 2

    これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ

  3. 3

    大谷は連日の一発、メジャー6人目「40-40」目前…それでも「未来が見えない」根本原因

  4. 4

    加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

  5. 5

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  1. 6

    小泉進次郎の自民総裁選出馬に暗雲…「3つのネガティブ材料」で“客寄せパンダ”に急激な引き潮

  2. 7

    小林鷹之氏のカネ集めは「古い自民党」そのもの…初入閣後にハイペースでパーティー開催

  3. 8

    Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露

  4. 9

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 10

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ