東条英機は「10万人の英霊に申し訳ない」で軍人240万人を死なせた
東條の妥協のない戦争への論理は、閣議でも声高に叫ばれ、対米交渉を継続しての解決は無理であることが確認された。近衛を小声で励ます閣僚もいたが、東條の戦争むき出しの言には、恐怖を感じるほどだったとの証言も私は確認した。
なぜ東條はこれほど露骨に対米交渉を壊し、9月6日の御前…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り914文字/全文1,054文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】