備忘録に凄まじい記録 国民を死地に追い込んだ責任感が欠如した東條英機
![太平洋戦争。ガダルカナル島で米軍の捕虜となった日本軍兵士。疲れ果て、飢えている=1943年2月(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/315/509/f0cc09c4b9abc19a1003c947c292ec6420221206125816794_262_262.jpg)
石原莞爾のように、満州事変に自省の念を漏らした軍人はそれほど多くはない。最も甚だしいのは、兵士の士気が落ち、国民が脆弱だから戦争に負けたのだという軍事指導者である。石原と対立関係にあったのは東條英機だった。3年8カ月の太平洋戦争のうち、2年8カ月を担った指導者だ。1945年8月…
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