幣原喜重郎内閣が密かに進めていた「戦争責任裁判法の制定」
志賀義雄が共産党大会で示した1300人の戦争責任者は、いわば当時の日本の支配階級と言ってもよかった。そこには戦争責任が問えるのか、といった問題が含まれていた。つまり、たしかに支配階級に属していても、戦争に批判的な動きをしていた政治家、軍人、官僚は存在していたのである。志賀が名を…
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