やっぱり! 首相最側近の木原誠二氏が“岸田派復活”を匂わせ宣言、脱法パーティーの抜け道もある
口では何とでも言える。岸田首相は1月31日の衆院代表質問で、自民党派閥の裏金事件について「わが党は解体的な出直しを図り、信頼回復に向けた取り組みを進めなければならない」などと答弁。ところが、舌の根も乾かぬうちに“岸田派復活論”が浮上している。
そもそも、派閥解散は、派閥から人事とカネだけを切り離して政策集団に衣替えする「偽装解散」に過ぎない。それを裏付けるのが、岸田首相の最側近である木原誠二幹事長代理の発言だ。
木原氏は30日、ユーチューブ番組で、岸田首相が自派閥の解散をいの一番にブチ上げた背景について「ご本人なりのケジメだったんでしょう」と指摘。解散を決めた岸田派が再結集する可能性を問われ、「それってやっぱりオカシイよね」と前置きしつつも、こう答えた。
「(すぐに再結集するのは)信頼を得られないだろうから、それなりに一定期間を置かないといけないし、集まり方や理念をもう一度構築する必要がある」
ほとんど復活宣言に等しい。ただ、再結集しても表立ってカネを集められないが、抜け道は開いている。岸田首相の“闇パーティー”がいい例だ。