盛山文科相「不信任決議案」否決も…旧統一教会との関係「記憶にない」のに「恥ずべき行動なし」と言い切る矛盾
《盛山氏の答弁通りなら、教団と確認せずに推薦状を受け取り、教団と知らずに選挙応援を受けたという話になるが、その事実を知らなかったこと自体が国会議員として恥》
《ノラリクラリと曖昧な答弁を繰り返した行為を恥と思わないのか》
《記憶にないのであれば、恥じない行為だったのかも記憶にないと思うけど》
■松野博一前官房長官は不信任決議案の否決後、辞任
国語辞典によると、「恥」とは「自分の欠点や失敗を恥ずかしく思うこと」「その行為によって名誉や面目が損なわれること」だが、盛山氏は自信満々で「正々堂々と恥ずべき行動はない」と言い切っている。
岸田文雄首相(66)は「盛山氏は過去はともかく、現時点では当該団体と一切関係がない」として更迭を否定したが、過去に更迭された閣僚らは教団との「過去の関係」が指摘されたのがクビの理由だった。
岸田政権では、自民党の派閥パーティーを巡る裏金事件でも、松野博一前官房長官(61)に対する不信任決議案が衆院に提出され、反対多数で否決された後、辞任する展開となった。
盛山文科相の進退もこの先、どうなるか分からない。