「きけわだつみのこえ」(3)22歳で逝った学徒兵が命の代償に伝えたこと
自らの志と反するこの国の政治体制に不満を持ちながら特攻隊員としてアメリカ軍の艦艇に体当たりした学徒兵。上原良司らの残した言辞を私たちも記憶にとどめておきたい。
上原の妹さんは、軍内での日記、さらには特攻の訓練時間などについて書き残した手帳など、いくつかの形見とでもいうべ…
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