「きけわだつみのこえ」(2)特攻隊員・上原良治の妹から聞いた話
「きけわだつみのこえ」(戦後社会の初期のベストセラー)に収められている学徒兵の上原良司の遺稿について、記述を進めていく。この遺稿で、上原は自らの心情を正直に吐露している。そこには、戦争においての勝敗は、「その国の主義を見れば事前に判明する」と言い、自由主義を尊ぶ国が勝つと断言し、…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,019文字/全文1,159文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】