寒暖差20度が花見シーズンを直撃! 夏日から一転して真冬の寒さ…異常な乱高下はなぜ起こる?

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 4月とは思えない寒さだった。1日の東京都心は冷たい雨が降り、午後7時までの最高気温は5.8度。高尾山では雪まで降ったという。先月28日には最高気温25.3度の夏日となり、汗ばむ陽気が一転。翌日は日中の気温が5度近くまで急激に下がり、1日まで冬の寒さが続いていた。

 この春は、気温の激しい乱高下が続いている。先月2日には都心で最高気温21.2度を記録したが、翌日の日中には1.9度まで急降下。先月19日にも日中の気温は0.5度まで下がり、都内で降雪が見られた。

 春めいてきたと思いきや、再び厳しい寒さの繰り返し。心身にもこたえる強烈な気温の乱高下はなぜ起こるのか。ウェザーマップの気象予報士・杉江勇次氏に聞いた。

「2~4月は例年、日本の南にある暖気が徐々に北上し、北にある寒気とせめぎあう時期。その時の勢力によって、全国的に気温が大きく上がったり、下がったりしてしまうのです」

■「寒の戻り」がより強烈に

 暦の上では春なのに、一時的に寒さがぶり返す「寒の戻り」は例年みられる現象だ。とはいえ、今春はさすがに異常である。

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