フジはまさに死に体「余命宣告」された状態だ…危機管理の専門家がバッサリ
フジテレビを巡る一連の問題で、第三者委員会による調査報告、およびフジテレビの清水賢治社長の会見が開かれたが、スポンサー企業からは「再発防止策の妥当性は認めるが、それが適切に実行されるかが重要」といった厳しい評価が続々と報じられている。今回の会見について、企業のリスク管理に詳しい危機管理コンサルタントで、一般財団法人リスクマネジメント協会顧問の白井邦芳氏はこう語った。
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今回の第三者委員会による調査報告はこの十数年の中で最も優れたものだと思います。2カ月以内という短い調査期間でやるべきことはすべてやりきった印象です。
通常、この手の調査は中途半端に終わることも多いのですが、メールの履歴などを調べるフォレンジック調査やヒアリング調査が徹底してなされたようで、証拠保全能力が非常に高い。それにより事実関係がしっかり深掘りされているので、中居氏の事件とその背後にあるフジテレビの内情をあぶりだしています。この点は大きな評価を与えていいと思います。
この調査報告により、性暴力が半ば常態化し人権侵害が繰り返されてきたフジテレビの体質が明らかにされましたが、これはフジテレビだけでなく、放送業界全体の問題となっていくでしょう。