公明党は政権内で存在感薄れるばかり…高木陽介前政調会長を切った創価学会副会長に批判の目
存在感は薄れるばかり
「佐藤は国民民主、立憲民主幹部はもちろん、今の自民党執行部とも近くはない。公明党にとって痛いのは、衆院選の公認候補だった高木陽介政調会長(65)を彼が出馬断念に追い込んだことでしょうね。高木は太田昭宏元代表の秘蔵っ子として、若い頃から国会対策や選挙対策など党務に汗をかき、今の与野党幹部連中とも携帯一本で話ができる貴重な存在でした。しかし、同世代の佐藤にとっては立場は違えども邪魔な存在だったんでしょう。高木は淡々として身を引きましたが、後で知って激怒していましたよ」(与党番記者)
臨時国会で公明党の数少ない手柄といえば、政治資金を監査するための“第三者機関設置法”の成立であろうか。しかしながら、執行部は所属議員の5人が政府要職にあることを忘れ、法案の単独提出に必要な21人の要件を満たせず、結局、玉木雄一郎と親しい高木を通じて国民民主党に共同提出を頼むハメに。
怪僧ラスプーチンはロシア帝国崩壊を招いた。存在感が薄れるばかりの創価学会-公明党も似たような道をたどることになるかもしれない。(特命記者X)