シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(25)皇国の精神の発露としての「海ゆかば」

皇国という語は、昭和10年代の重要なキーワードになっていくのだが、もう少し別な角度から論じておこう。この語を象徴する歌が作曲されて、国民の間に広がっていくのだ。例を挙げれば、「海ゆかば」がそうである。昭和12(1937)年に作られた軍歌と言っていいだろう。戦時下では、天皇に命を…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,080文字/全文1,221文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】