シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(26)軍事機構は錯乱の世界に入っていった

戦争はむろん軍事機構が軸になるにせよ、軍事だけに任せておけば彼らの論理だけで戦闘行為を進める。軍人はとにかく「戦闘に勝つ」ことが第一義で、国力の限界などに気を回す軍事指導者は少ない。政治が軍事をコントロールする「文民支配」は、戦争を総合的に判断する重要な約束事である。民主主義の…
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