巨人に善戦の広島 支えは12球団一の「猛練習」と「うまいメシ」

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 広島は、巨人阪神のように潤沢な補強費があるわけではない。先発ローテを支える前田健や野村をドラフトで一本釣りしたスカウティングに加え、選手の育成、積極起用でカバーしてきた。

 この日のスタメンは助っ人を除いて全員が生え抜き選手。丸(24)、菊池(23)といった若手の台頭は他球団もうらやむほどだ。

「もちろん、FAで大型補強できるに越したことはない。若手を使わざるを得ない状況とはいえ、昔ながらの厳しい練習で鍛え上げていることが今の広島を支えている。キャンプでは早出はもちろん、練習開始後は『ウオーミングアップ』からストレッチ、ランニング、ダッシュなどをビッシリやるので、ここでバテる選手もいるくらいです」(広島OBの高橋里志氏)

 14、15日の練習日は、野村監督自ら打撃投手になり、松山(28)の長時間の打ち込みに付き合った。

そんな選手たちをバックアップするのが、スカウトも胸を張る「うまいメシ」。特に若手が住む大野寮の食事は好評だ。某若手選手が言う。
「メシは確かにうまい。食い過ぎて腹いっぱいになり過ぎることもある(笑い)。夜はカレーなどのメーンの一品以外にも、数種類のおかずがある。味噌汁も5種類くらいの味噌をブレンドしているように、こだわりもあるみたいです」

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