長谷部が右ヒザ再手術…山口蛍が代表正ボランチでW杯へ
「ボランチが主戦場の長谷部はここ2年、代表では主将を務めるだけに、チームからは信頼されていますが、フィジカルとスタミナ面での衰えが目立ちます。試合中にあっさりマークを振り切られたり、試合終盤に運動量が激減して足手まといになったり、ザッケローニ監督も不安視している可能性があります。もちろん、若手の台頭も関係しています」
長谷部の代わり筆頭が、C大阪のMF山口蛍(23)だ。所属先が同じC大阪で、代表エース候補のFW柿谷(24)とのコンビネーションプレーが抜群なところも、大きなプラス評価となっている。25日のACLで韓国の浦項と対戦したC大阪は前半11分、柿谷が見事な先制点を決めた。アシストは自陣エリアから柿谷目掛けて正確なミドルパスを通した山口だった。
「あのパスはザッケローニはいたく気に入り、山口の評価はさらに高まった」(前出の記者)
ニュージーランド戦に先発予定の山口が正ボランチに昇格。遠藤とコンビを組んでブラジルW杯に臨むことになる――。