打率1割台なのに…阪神・福留はなぜ起用され続けるのか

公開日: 更新日:

 阪神ファンからは、「何で福留を使うんだ!スタメンから外せ!」という、悲鳴にも似た声が上がっている。

 21日のオリックス戦で福留は7番・右翼でスタメン出場も、4打数無安打。20日まで3戦連続安打を放っていた元メジャーリーガーだが、これで打率.194、2本塁打、7打点だ。

 中日時代の06年にMVPを獲得、2度の首位打者(02年、06年)を取った男も、13年に阪神にやってきてからは、かつての輝きを取り戻せないままだ。このままの状態が続けば、いつスタメンを外れ、二軍落ちしてもおかしくないだろう。

 しかし和田監督は、そんな福留をしぶとく起用し続けている。「監督としての主張がない。決断力がない」と言われることが多い指揮官にしては異例だ。それだけに外野からはこんな雑音も聞こえる。

「和田監督が福留獲得をプッシュした経緯があるだけに、温情起用しているのではないか。もしくは過去に、城島、小林宏をFAで獲得したものの、お荷物になって株主から『不良債権』と突き上げを食らった。福留を飼い殺しにすると、また同じように批判されかねないから、無理をして使っているんだろう」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由