岩隈がブログで明らかに 首痛は球団トレーナーの“荒療治”

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 首を痛めながら去る15日(日本時間16日)のレンジャーズ戦で5勝目(3敗)を挙げたマリナーズの岩隈久志(33)。首痛の原因は疲労や体調不良ではなく、球団トレーナーのマッサージだった。

 岩隈が自身のブログで「試合前のストレッチ中にチームのトレーナーが僕の首を触った瞬間に何かの弾みでグキッとなってしまい(後略)」と明かした。

 米国のトレーナーはケガを防止したり治療したりするどころか、選手を傷つけるのか。ある日本人メジャーリーガーによれば、「アメリカのトレーナーは治療やマッサージが雑な上に手荒」だ。

 例えば筋肉に張りが出た場合は、日本のトレーナーのようにマッサージするのではなく、患部を強引に引っ張ったり、叩くことも珍しくない。ウソかマコトか「血流を良くするため」という話もある。

 荒療治による被害者は岩隈に限らない。日本人選手の多くが程度の差こそあれ、手荒な治療を受けている。ある投手はひじの張りをほぐしてもらおうとマッサージを頼んだところ、筋肉が潰れそうなほど強い力で揉まれ、余計に悪化。故障者リスト(DL)には入らなかったものの、しばらく登板できなかったそうだ。

 日本人選手の中にはトレーナーを伴って渡米する選手も少なくない。ていねいな仕事ぶりは外国人選手にも好評で、中にはチップだけで年俸以上に稼ぐトレーナーもいるという。

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