CS決勝打も ハム首脳陣が頭抱える「4番・中田」の試合態度
「チームはみな(引退する)稲葉さんと(金子)誠さんと一日でも長く野球をしたいと思ってますから。ボクもしっかり塁に出て、つなぐ意識でした。手応え? 完璧でした」
試合後、得意満面でこう言ったのが日本ハムの中田翔(25)だ。勝てばCSファイナルステージ進出が決まる14日のオリックス戦。中田は同点で迎えた延長十回、抑えの平野佳から中堅に特大の一発を放り込んで決着をつけた。
プロ7年目の今季は初のタイトル(打点王=100)を獲得。CSでも決勝打を放って、試合後のインタビューでは優等生発言。ヤンチャ坊主もようやく4番らしくなってきたと思ったら、内部での評価はまだまだらしい。
■ガムの噛み方があまりにも汚らしい
日本ハムには「目安箱」のようなシステムがあって、そこでファンからの投書を受け付けている。札幌はすすきののスナックでだれとだれが朝方までオダを上げていたとか、そんな類いの投書まである。中田はそこでやり玉に挙がったとか。いわく「プレー中のガムの噛み方があまりにも汚らしい。試合は子供も見るのだし、教育上、良くない。あんなんじゃ、ナイターを見せられない」といった内容だったらしい。