ナ・リーグMVP ド軍カーショウ投手はボーナスもケタ違い

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 メジャーを代表する左腕が受賞ラッシュだ。

 前日、2年連続3度目のサイ・ヤング賞に選ばれたドジャースのクレイトン・カーショウ投手(26歳。21勝3敗、防御率1.77)が13日(日本時間14日)、ナ・リーグのMVPに選ばれた。

 同賞に加え、選手が選ぶプレーヤー・オブ・ザ・イヤー、ウォーレン・スパーン賞(最優秀左腕)など、すでに数々の名誉も手にしている。

 今年1月には7年総額2億1500万ドル(約247億2500万円)で契約。投手では史上最高額を手にした左腕はボーナスも破格だ。

 サイ・ヤング賞受賞なら100万ドル(約1億1500万円)、同賞の記者投票で3位以内に入っただけでも50万ドル(約5800万円)が懐に入る。サイ・ヤング賞に関する出来高を契約条項に加える投手は少なくないが、100万ドルは破格だ。さまざまな付帯条項があるレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)でさえ、サイ・ヤング賞受賞ボーナスは25万ドル(約2900万円)だ。

 表彰ボーナスはサイ・ヤング賞のみだが、カーショウの契約には珍しい付帯条項がある。オフに他球団にトレードされる場合は「譲渡ボーナス」として300万ドル(約3億5000万円)が支給される。シーズン中に放出されれば、ワールドシリーズ終了後に契約を破棄できるなど選手に有利な条項が明記されている。超一流選手は契約の中身もビッグだ。

 なお、ア・リーグのMVPはエンゼルスのマイク・トラウト外野手(23)だった。今季157試合で打率2割8分7厘、36本塁打、111打点、リーグ最多の115得点をマークして地区優勝に貢献した。

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