オリ金子で場外乱闘勃発 ソフトB企む“荒業”に巨人が嫌悪感

公開日: 更新日:

「金子のFA宣言は、国内他球団に行かれるくらいならば、今オフのポスティングを認めて、最高20億円の入札金を手にした方がいいでしょう、というオリックスへのブラフという見方が強い。そのオリックスは宮内義彦オーナーが『絶対に必要な戦力』と引き留めを厳命していて、破格の年俸5億円の3年契約を用意した。球界では、宮内オーナーが最警戒するソフトバンクが果たして金子にいくら用意するのか、が注目されています」(マスコミ関係者)

 ソフトバンクは4年28億円以上の破格条件で金子を迎え入れたうえで、本人が望んだ場合は来オフのポスティング移籍を認める意向もあるという。来季1年だけソフトバンクでプレーさせ、メジャーに送り出すという“荒業”である。金に糸目もつけなければ、手段も選ばない。

■原監督は「節操がない」と嫌悪感丸出し

 このなんでもありの“ソフトバンク商法”に、過敏に反応したのが「球界の盟主」巨人である。さる13日に原辰徳監督が突然、報道陣にこう口を開いたのだ。

「どこぞの球団はFAの大目玉を1年取って、1年でポスティングで出してって。そんなことを考える球団もいるんだな。世も末。節操がない。わが軍はそういうことはない。節操、規律。プロ野球の規律は守る」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方