プロ野球の「助っ人たらい回し」 日本人選手には弊害だらけ
外国人選手が各球団を渡り歩き、日本人選手同様に「国内FA権」を取得すれば、その後は外国人枠から外れる。実際、ローズ(元オリックス)、ラミレス(元DeNA)、カブレラ(元ソフトバンク)、フェルナンデス(元オリックス)らが「日本人扱い」となり、13年にはオリックスが先発メンバー9人のうち、5人を外国人選手(投手ディクソン、野手バルディリス、李大浩、ロッティーノ、フェルナンデス)で埋めたこともあった。
「選手の高齢化が進む今、現在のような助っ人のシャッフルが続けば、外国人選手の日本人扱いは増え続ける。そうなった時、外国人選手に体力、パワーで劣る日本人選手は駆逐されかねない。このままでは外国人選手がスタメンを独占する可能性だってある」とは球界OB。
スコアボードがカタカナ名だらけになる日も近いか。