ハリル監督“香川救済”言及のウラで巻き起こる「本田不要論」
「選手の何人かは、自分に対する自信を失っている。2~3年前にはもっといい選手だった。いいプレーをしていたことを忘れてはいけない。勇気づけること、喜びを見つけてあげることが必要だ。選手が個人的な問題を抱えている時もある。私のコーチング、やり方で向上させたい」
13日の就任会見でこう語り、香川真司(25・ドルトムント)に対する“救済”の意志をのぞかせたサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)。ブラジルW杯とアジア杯ではいいところなく終わり、所属のボルシア・ドルトムントでも完全復調できないでいると香川には、願ってもない“助け舟”になりそうだが、一方で、「(チームのスター選手を)ベンチに置くことを恐れない」といわれる同監督の“見せしめ候補”に急浮上しているのが、代表のもう一人のエース本田圭佑(28・ACミラン)だ。ネットでは早くも“本田不要論”が巻き起こっている。
今季セリエAで不振に喘ぐ名門ミランで、本田はチームとともに泥沼に引きずり込まれた状態。ファンは本田に対するハリルホジッチ監督のイメージも良くないとみているようで、<本田は確かにプロとしてのメンタルや練習態度は素晴らしいんだろうが、上手くもないし結果も出てないから立場としては厳しいな><ミランでも追い込まれてきてるしセリエと代表の両立は無理だ>と、掲示板ではマイナス評価が相次ぐ。