広島“黒田フィーバー”逃し…今季交流戦でパ3球団が大打撃
が、今季から18試合制になったことで、パの球団で「ドル箱」の広島戦をホームで行えるのは、ソフトバンク、オリックス、西武の3球団だけ。楽天、ロッテ、日本ハムはビジターでの3連戦しかなく、「クロダノミクス」で潤う他球団の姿を指をくわえて見ているしかないのである。
「来季はホームで広島戦を行えるとはいえ、今オフにはマエケン(前田健太)がメジャー移籍する可能性が高いし、黒田だって成績次第では引退してしまうかもしれない。そうなれば、今年ほど広島戦の集客は期待できない。運が悪いといわれればそれまでですが、黒田フィーバーが盛り上がれば盛り上がるほど楽天、日ハム、ロッテの営業担当者は歯噛みすることになるでしょうね」とは、前出関係者。
ちなみに、観衆3万人とした場合の1試合の平均的な売上額は、チケット代や物販を含めおよそ1億円といわれる。3連戦なら軽く3億円は稼げた。悔しがるのもムリはない。