ハリル采配“絶賛報道”に釜本氏違和感も 宇佐美、川又を評価

公開日: 更新日:

 そもそも、チュニジアと違ってウズベキスタンは「やはりアジアのチーム」だった。フィジカルの差も歴然だったし、プレスの厳しさ、球際の激しさ、チーム戦術の徹底度、個々の選手のスキルなど大きく見劣りした。

 5-1というスコアに惑わされ、新監督を褒めることだけに血道を上げるのではなく、こういう時にこそ日本代表の修正点はどこか? 選手たちの課題は何か? を冷静に考えるべきだろう。

■本田は監督に感謝しないと

 攻撃系の選手についてモノ申しておこう。

 MFの本田圭佑(28)は、この2試合で「このままでは代表から外されてしまう」と大きな危機感を抱いたハズだ。

 新監督のサッカーでは何よりも運動量、スピードが求められ、自陣でボールを奪うと手数をかけないで相手ゴール前に向かっていくことが求められる。本田というのは、これまでゲンダイのコラムで何度も書いてきたが、動かないでパスを受け、パスを出しては止まり、ボールを奪われても相手を追い掛けることもなく、ピッチの「王様」として君臨した。このプレースタイルのままでは、ハリルホジッチ体制では生き残れない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ