ジャイアンツ青木 契約延長条件「550打席」への不安材料

公開日: 更新日:

 開幕から好調をキープしているのがジャイアンツ・青木宣親(33)だ。

 ここまで17試合全てにフル出場して、73打数23安打の打率3割1分5厘(チーム2位)。出塁率は3割7分5厘をマークし、打線を牽引している。

 昨季のワールドチャンピオンチームで存在感は増しているとはいえ、来季の去就は微妙な状況だという。青木は今年1月にジャイアンツと1年470万ドル(約5億5000万円)で契約。2年目は球団に選択権があり、550打席に到達すれば自動的に契約が更新される。青木が欠かせない戦力と判断されれば球団のオファーは確実だが、打席数550のハードルは高い。

 昨季のナ・リーグで550打席に達したのは53人。そのうち主に1番を打った選手はカージナルス・カーペンター(709)、ナショナルズ・スパン(668)ら6人のみ。いずれも不動のリードオフマンで出場試合数は150試合前後と、タフな選手ばかりだ。

 青木は過去3年間で大台をクリアしたのはブルワーズ時代の12年(588)と13年(674)。昨季ロイヤルズでは守備固めや代走を送られるケースが多かったこともあり、132試合の出場で549打席にとどまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した