高田GMが調査明言 投手陣手薄なDeNAが狙う「助っ人」の名前

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「メジャーの40人枠から外れた先発左腕投手でいえば、ティム・クーニー(24=カージナルス3A)は若くて有望株。力のあるボールが武器で、昨季は3Aで14勝6敗、防御率3.47の好成績を挙げた。メジャー通算82勝左腕で先日、引退を表明したブルース・チェン(37=インディアンス)も、1億5000万円ほど積めば、引退を撤回して日本でプレーするかもしれません」

 メジャーに詳しい関係者は、「外国人枠の問題で起用がモスコーソ、エレラとの兼ね合いになることを考慮すれば、大物助っ人ということはないだろう。元オリックスの左腕エバン・マクレーン(32)が面白いと思う」と、こう続ける。

「オリックスに11年から2年間在籍し、12年には5勝4敗、防御率3.91。そこそこの成績を残したが、マエストリとの兼ね合いで解雇された。昨季はメキシカンリーグで7勝0敗、防御率2.73の好成績。被安打数は多いものの、69イニングで9四死球と制球が良く、188センチから投げ下ろすボールには角度がある。今季は台湾の兄弟に所属し、3勝2敗、防御率4.83。5月17日に解雇されたとはいえ、日本では実績がある。年俸1000万円程度で喜んで来るはず」

 20日のDeNAは先発三浦の力投でヤクルトに快勝。2位巨人が敗れたためゲーム差を3に広げたが、投手力アップでがっちり首位固めしたいだけに、誰を獲得するのか注目だ。

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