深刻貧打の巨人 苦肉の打開策は昨年失敗の「先発5人制」

公開日: 更新日:

■原監督は「5人制」を推奨

 巨人のチーム防御率2.67は12球団トップ。順位はブービーでも、交流戦の防御率2.95は12チーム中4位だった。開幕から投手陣におんぶに抱っこだったのに、これからさらに負荷がかかることになる。

「中5日で回ると柱が5人という感じになる。6人で回すと弱さを感じる人が出てくる。4とか5で回る方が先発陣としては強い」

 かねてそう言っている原監督は昨季も「先発5人制」を推奨した。が、これは頓挫。昨季は先発5人でスタートしたものの、6月に内海が左肩痛、8、9月に菅野が右手中指や右ヒジ痛など故障が続き、夏場は5人で回せなかった。

 失敗した昨季の少数精鋭作戦に再びかけるわけだが、これが吉と出るか凶と出るか。右ヒジに古傷を抱える菅野、34歳のベテラン杉内、新人の高木勇──救援陣にとっても、今年は過酷な夏になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した