貯金0の阪神、ヤクルトが同率首位 “混セ”まだまだ続く理由

公開日: 更新日:

 セの首位がまた代わった。

 22日に2位阪神巨人との直接対決を制し、今月5日以来のリーグトップに浮上。この日はDeNAを下した3位ヤクルトまでも、同率首位に躍り出た。

 セは6球団全てが貯金ゼロか借金生活。1位から最下位中日まではわずか4ゲームしか差がない。パに叩きのめされた交流戦後から、わずか1カ月強。たったそれだけの間に、4球団が入れ代わり立ち代わりでトップになっているのだから、面白いやらバカバカしいやら。DeNAも球宴前に首位を奪ったはいいが、後半戦が始まるや3連敗で4位に転落である。

 まるで意図してやっているかのごとく、混戦から抜け出すチームは皆無。むしろセは6球団が申し合わせて、わざとこの泥仕合を演出しているとすら思えてくるのだ。

 ダンゴ状態のメリットは観客動員数だ。なにせ、昨日までBクラスにいたおらがチームが、明日は頂点に立っていてもおかしくないのが現在のセ。応援するファンからすれば、1試合たりとも目が離せない。たとえ、かりそめの首位でも、その日はうまい酒が飲める。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議