貯金0の阪神、ヤクルトが同率首位 “混セ”まだまだ続く理由

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 数字にも顕著に出ている。16日に発表されたセ・パ両リーグの前半戦の観客動員数発表で、セは全体で6.6%増の1試合平均3万575人。6球団で唯一、巨人だけは0.5%のマイナスだったが、これは地方球場での開催が響いたもの。例年なら「自力優勝消滅」「Bクラス確定」なんて文字がスポーツ新聞に躍りかねないこの時期、どの球団にも優勝の可能性が残っているのだからリーグ全体が盛り上がっている。

 一方、パはソフトバンクが2位日本ハムに6ゲーム差をつけるなど独走状態。3位西武と4位楽天も4.5ゲーム差と、すでにAクラスとBクラスがハッキリ分かれている。これでは下位球団のファンは楽しめない。

 そんな談合などあるはずないだろうが、それを疑いたくなるほどのセの凋落ぶり。まさか、本当に「抜け駆け禁止」の条約でも結んでいるのでは……。

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