米紙も「問題になるかも」と指摘 マー君“一発病”の深刻度

公開日: 更新日:

「最後の2本のホームランで台無しにしてしまった」

 試合をこう振り返った本人も、実は深刻な問題ととらえているのではないか。

 23日(日本時間24日)のオリオールズ戦で7回と3分の2を3失点に抑えて7勝目(3敗)を挙げたヤンキースの田中将大(26)。8点リードの八回、速球の制球ミスで2本のソロ本塁打を浴びたことに関して、まるで敗戦投手のようなコメントだ。この日の3失点はいずれも本塁打によるものだっただけに、周囲にも本人にも一発病が印象として残った。

 田中はここまで13試合で15本もの本塁打を打たれている。9回で1.65の被本塁打は、ヒューズ(ツインズ)の1.67に次いでア・リーグで下から2番目に悪い数字。昨季は136回3分の1で15本塁打だったのが、今季は81回3分の2でその数字に達している。
 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は「田中とヤンキースにとって深刻な問題になるかもしれない」と報じている。

 この日の本塁打はすべて速球系。勝負球のスライダーやスプリットが効かないとき、田中の速球系はどんなスピードだろうとコースを間違えたら打ちごろということだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した