楽天新監督「梨田氏で一本化」 決め手に東北財界との人脈も

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 楽天の次期監督に梨田昌孝氏(62)の就任が決定的になったという。今季から大久保監督が就任したチームは最下位に低迷。責任を取って辞任の意思を固めていた。

 梨田氏は近鉄、日本ハムで計9年間、監督を務め、近鉄時代の01年、日本ハム時代の09年にそれぞれリーグ優勝を経験。監督としての実績があるうえ、楽天には現役時代に在籍した近鉄の出身者がコーチやチームスタッフに少なからず在籍している。新天地に順応しやすい環境が整っているということも、プラス材料と判断されたという。

「それだけではありません。あるいはこれが、最も大きな決め手になったのかもしれません」と地元マスコミ関係者がこう続ける。

「もともと梨田さんは楽天の球団取締役になった星野仙一副会長と古くから付き合いがあり、関係も悪くない。それに加えて、モノをいったのが梨田さんの人脈ですよ。NHK解説者として全国的な知名度がある梨田さんには、支援するタニマチ的な企業が多くある。実は仙台に本社を置く1部上場企業もその一つで、梨田さんはその会社で、社員向けの講演会をやったりして、ちょくちょく仙台にも顔を出していましたからね」

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